こんにちわ。吉兼ほほな です。
今日も、ご訪問くださり、ありがとうございます。

前回まで、3回にわたって、
孤独感がたびたび襲ってくる人の手放すべき勘違いの話を書いてきましたが、

ポジティブでなくてはいけない

という思い込みについて、
もう少しお伝えしようかな~
と思ったので、そのことについて書いていきますね。

ポジティブでなくてはいけない
と思っている人には、

一見ポジティブに見えるのに、

発している言葉や、行動が、
ネガティブを避けるための言動になっている場合を多く見かけます。

これは、見る人が見ればすぐわかりますが、
ほとんどの場合は、本人は自覚がありません。

このポジティブ思考もどきの人たちのあるあるは、

いつも考え方が
「~にならないように」
とネガティブな未来を避けるように考えています。

たとえば、

・お金に困らないようになるために
・人にバカにされないために
・ネガティブにならないために

というような
なりたくない状態を避ける目標を持つのです。

このような目標を立てるのだとしたら、
実は、ポジティブな思考もどきの可能性が高いです。

また、

自分はポジティブだと思っているのに、

考えることはごちゃごちゃ整理できず、
心は、ちょっとしたころでイライラ、そして、何となくいるもモヤモヤ
そして、なんか焦っていることが多いのだとしたら、

これもまた、ポジティブな思考もどきかもしれません。

ポジティブシンキングもどきは、

考え方は、ポジティブにしているので、
「ま、いっか!」とつぶやいて、
だいじょうぶ、平気だとポジティブに思おうとするのですが、

ネガティブな感情を抑圧するので、
実は、結構、苦しいし、つらいんです。

でも、それが苦しいし、つらいことだと思いたくないし、気づきません。

だいじょうぶな理由を作り出し、
「だいじょぶ。平気。まだまだ。」
とつぶやいて、
ネガティブを感じることを避けようとするんですね。

ネガティブな自分を認めたくないし、
ネガティブを認めるのが怖いんです。

そもそも、ネガティブを感じることを避けていること自体が、
ネガティブだともいえます。

ネガティブは、
・思考(頭)
・感情(心)
の両方に存在します。

思考(頭)で、ネガティブをポジティブに変換しても、
感情(心)で、感じてあげることを否定していくと、

このネガティブな感情は、消化することが出来ず、
身体の中や、身体の周りに溜まっていくのですね。

消えて無くならないのです。

なので、
身体はネガティブがたまり続けて、

その身体にたまったネガティブを感じるられるよう(気づけるよう)に
そのネガティブを感じられる事象が起こります。

怒りがたまった人には、
怒りを感じるような出来事が、

悲しみがたまった人には、
悲しみを感じるような出来事が

起こるんです。

ポジティブ思考の罠とは、

ネガティブな感情を感じないまま、身体に溜め続け、
ネガティブ体質を創り上げ、

思考ではポジティブ変換するものの、
感情が結局、ネガティブになりやすい

さらには、
ネガティブを感じないように、

無気力、無力感、自信喪失、やる気ない、めんどくさい、
という
感じない作戦で、
自分を分からなくするというものなのです。

すでに、
無気力、無力感、自信喪失、やる気ない、めんどくさい
が増えているようでしたら、

ネガティブ感情がたまりすぎているのかもしれません!

これを解放していくことが、
とても大事になりますね~。

解放の流れとしては、

自分の悲しみや寂しさ、そして怖さに、気づくことから始めます。

そのイライラやモヤモヤやざわざわの起こる理由を知る質問を
自分に投げ掛けていくことをしていくのです。

次に、その理由は、全部自分で受け止め、
「そう感じて当然だよ」と、自分が自分の味方になってあげることをします。

そして、感じている感情を感じ尽くすのです。

始める前は、
自分の感情に向き合うのが怖く感じるかもしれませんが、
この作業は、癒しの時間となるので、

心が癒され、どんどんラクになり、元気になっていきます。

この過程は、
ひとりでできる人もいないことはありませんが、
ひとりではちょっと難しいかもしれません。

ですので、
この過程を丁寧にかかわってくれるメンタルのプロの助けを求めるほうが
圧倒的な近道になります。

近道を行きたい方は、
どうぞお気軽にご相談ください。

あなたにふさわしいやり方、手段、人等をご提案いたします。

 

吉兼ほほな