吉兼ほほなです^^

今日は久しぶりに、次男坊と買い物に出かけました。
次男坊が、今年から大学を卒業して就職するので、
就職祝いとして、ビジネス用の靴をおねだりしてきたのです。

しかし、彼の足のサイズは、30cm。
なかなかそのサイズの靴がない上に、
それでもデザインをこだわる息子なので、
お店を何軒も回って、半日係りで見つけ出しました。

我が家の息子2人は、2人とも
大学3年の時に、家を出て、自活していました。

なので、
息子との買い物は、めったにできないことで、

私にとっては、
私の人生でのギフトの時間です。

時間がかかったとしても、
「楽しい♪」としか思いません。

さて、この息子ですが、

私の常識とは異なる人生の作り方をしているので、
よく講座やセッションでの話に登場します。

なので、
ちょっと特異な彼の人生の作り方について、
ひとつお話しようと思います。

彼は、
公立の中学校の教員だった私が知る限り、

もっとも、宿題や自宅学習をしない子でした。

彼は、小、中、高校の間で、
ほぼ宿題をやることはなく、
(5教科以外の宿題はやっていたかと思いますが)
中間、期末テスト期間に試験勉強も全然しませんでした。

子供が勉強しない
宿題をやらない

となると、
心配するお母さんって、多いのではないかと思いますが、

私は、この子に、
「宿題をしなさい」「勉強をしなさい」
ということはなかったです。

それは、
小学校2年生の時に、
一緒に漢字の宿題や暗記しなくてはいけないものの勉強したことがあるのですが、

興味を示さないものについては、
私がどんなに丁寧に、何度も教えても、
頭をフリーズさせて、

なにも覚えようとしなかいのです。

この時に、
私が怒ってやらせることよりも、
自らやる気になるのを待つ方がいいと考えたのですね~。

ところが、

この子は、自分が興味ないこと、
自分が自分の基準で納得できないことは、
結局やらない!
という強い?(変な?)意志を持ち続けたんですね。

私も、びっくり呆れるような、感心するような子でした。

途中からは観察していて、
不思議で面白かったですね(笑)

だって、
それでも、息子は、楽しそうに毎日を過ごしていましたから。

なので私は、

「宿題しなさい」「勉強しなさい」
という代わりに、

「宿題しなくて大丈夫なの?」「勉強しなくて大丈夫なの?」
ととりあえず聞くだけで、

もちろん、息子の答えは、「だいじょうぶ!」だったので、
それ以上の注意も、ケンカもなかったですね。

世の中では、
学校の宿題をやらないと困る
学校の勉強をしないと困る
というのが、常識的な考えだったかもしれないのですが、

この息子と来たら、
実は、あまり困ったことがなかったようなのです。

そして、この珍しい?息子を観察していて分かったのは、

宿題をやらないこと、
勉強をしないことで、

得ている力があることに、
私は気づいたのです。

それは、、、

1、人に助けてもらう技術

宿題をやっていかないので、
そのことで困る出来事を回避するために、

人の力を使うということです。

ひょっとしたら、誰かの宿題ノートを借りたかもしれません。
合わせて、ごまかす技術も上げたかもしれません。

人の力を見抜いて、利用する技術ともいえるかもしれません(笑)

2、怒られても、凹まない力。または、うまくかわす技術

先生に怒られても、そこを乗り切る力があったと思います。
頭を2分刈りに剃られたこともありましたが、
私には、息子がそれを楽しんでいるようにさえ見えました。

確実に家庭内でも、私に生活面で叱られるのを、笑いを取って回避する力が上がっていました。

3、創造的な作業に費やす時間

宿題や、勉強をする時間を無駄に?(笑)使わないので、
その時間に、創造的な作業をやっていました。

好きなマンガ本も含め、色々なジャンルの本も読んでいましたね。

高校の時などは、
文化祭のポスターを描いたり、
部活やクラスのTシャツデザインをしたり、
○○実行委員などを積極的に引き受けていました。

誰とイベントをやると面白くなるのかも知ってましたら、
一緒に行動するメンバーも選んでいましたね。
なので、人選力も上がったんじゃないかな?

4、身長が伸びたのは、あのせいかも…^^;

息子が一番暇だったのは、
中間や期末テストの試験週間の時。

勉強しないので、
半日で学校が終わって、
部活もなく家に帰ってくると、

遊び相手もいないし、
やることもないので、
マンガ本を読んで、ひたすら寝てたんですね~

ホント、良く寝れるなぁ~って、
感心するほど、眠ってましたね~。

それもご飯も食べずに。

そして、あまり食べないのに、
にょきにょき身長は伸び、
187cmになったんですね
(だから、足のサイズもでっかくて、不経済なんですけどね^^;)

で、この息子ったら、

結局、
極力やりたいことはやらずに、
やりたいことをだけをやり続けて、

(多分)ほぼ思うように
楽しい人生を送り続けています。

勉強しないで行ける大学に行って、
そこで、好きな技術を身に付け、賞も取り、

みんなが就活を始めるころには、
家を出てみたいからと、アルバイトしながら友達と生活する道を選び、

就職も、第一希望のところ一本で受けて、
たった一人の合格者として合格!

へぇ~、
そんな風に人生を創る方法もあるんだね~

と、
私が感心させられながら、
学んでいる感じです。

常識に脳が洗脳されてないって、
すごいな~って思います。

彼の思い込み(ビリーフ)として、

「人生、結局思い通りいになる!」
というのが入っていそうで、

お見事!って思っちゃいますね~

(*^-^*)♪

という息子の存在のおかげで、

コーチングコーチである私は、
常識、思い込み、枠を疑ったり、取り外したりして、

出来事の中に存在するメリットに光を充てるのが得意になりました。

一見、良くないことに見える出来事も、
しっかり探せば、
必ず力となる視点やメリットを探し出すことが出来ます。

ひょっとしたら、
今、あなたが問題だ!と思っていることも、

実は、これからますます幸せが大きく味わえるために
価値ある出来事なのかもしれないですよ!
探してみてくださいね。

今日も、お読みくださってありがとうございました!

吉兼ほほな